大正元年創業より続けてきた
「土壁」への思いを大切にしている会社です。

創業大正元年、初代濵岡重吉が淡路の土を販売する「土屋」としてスタートしました。
その間にも壁材メーカーとして、繊維壁や砂壁、モルタルなどを製造販売してきましたが、唯一創業より100年間、一貫して続けてきたのが土壁です。その創業者の思いを継承し、「土壁はやめてはいけない、土壁の良さをもっと知ってもらいたい！続けよう！」の思いを社員全員で共有しております。確かに土壁は、「強度が無い」「色が変わる」「ボロボロする」などの多くの欠点を持つお客様ニーズに相反した製品かも知れませんが、それ以上のメリットがあると信じ、伝統ある本物の土壁を追求し続けてきた、創業者の思いを大切にしている会社です。

日本の伝統的建築材料「漆喰壁」「土壁」を製造販売し、
長年の実績で積み上げてきたノウハウをサービスとして
お客様に提供し、ご満足頂くことを目指している会社です。

「え！しっくい屋さん？土壁屋さん？へー」とよく言われます。
こんな商売ですがお得意先様には結構頼られているんです。
「なんで？」
それは、伝統的な漆喰壁や土壁には製品の性能や特長以上に、施工や原料のノウハウをサービスとして提供させていただいているからかもしれません。そのノウハウをおかげさまで、長い社歴で積み重ね蓄えることができました。これを当社をお選び頂いたお客様にご提供させていただいております。
もちろん、ノウハウだけではいけません。伝統を忠実に継承する「製品」を作らなければなりません。
古民家や文化財などにも十分使っていただける本格的な製品にするために、全国から選りすぐりの原材料を集め、古い文献を紐解き、全国の左官屋さんにご指導頂きながら製品を作っております。
当社はただの物売りをしておりません。その製品に対するノウハウをプラスして販売している会社です。

伝統の漆喰壁、土壁を守り、その中で現代建築のニーズにも
合わせられる製品への革新も行っている会社です。

漆喰や土壁にこだわる理由は、決して伝統を守る事だけを目指しているわけではありません。建材販売をする上で、住まわれるお客様の安全と安心のお手伝いをと考えております。
漆喰には、建築基準法の定めた防火材料としての性能と、シックハウスの原因となる有害物質を含んでいない安全性、高温多湿の日本の気候風土に合わせた調湿機能などを備えております。
私は住む人の安全と安心を守る建材を販売する事に誇りを持っております。