【貝灰(かいばい)】漆喰や屋根漆喰に使われその他焼き物や染物などにも使われる伝統の貝灰
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18㎏になって再登場!
[商品概要]
貝灰(かいばい)は、牡蠣殻や、蛤、赤貝の貝殻を焼いて作る「灰(消石灰のような物)」です。
製造方法は、消石灰と同じく、貝殻を石炭(コークス)で900℃~1100℃程度で焼成し消化させるが、消石灰(石灰)よりも低温で焼成できることから、昔は海沿いの各地で作られていましたが、大型のキルンによる消石灰の大量生産において品質の安定が難しく、製造コストのかかる貝灰は、徐々にその製造数が少なくなってきました。希少性の高まりがここ数年でさらに上がってきています。
昔は品質的に生産場所や原料の貝の種類により安定していませんでしたが、近年は、工場による安定した生産によりほぼ品質は白色微粉で軽量なもで安定しております。
土屋重吉の貝灰は、主に九州有明産の「赤貝」を原料に作られた特級品で、そのまま漆喰に混ぜることが出来ます。
伝統的な本漆喰から屋根漆喰、染物(藍染)や焼物の釉薬作りなどにお使い下さい。
[左官材料としての貝灰]
漆喰に使われる貝灰は、貝殻を消化させて(焼いて)作る「灰」のことで、成分的には消石灰(石灰)と同じ水酸化カルシウムです。
貝灰を使った漆喰は、消石灰よりも海藻糊の量が少なくてすみ、小ひびなども少なくなるといった特徴もあり、また粘着力も強く鏝伸びも良いなどとも言われ今尚、文化財には使われることがあります。
しかし、左官材料の業界では消石灰と貝灰は似て非なるものとして扱われ、上記のような理由から伝統的な本漆喰壁には消石灰以外に貝灰を入れることがあります。
- 用途
- 本漆喰原料・藍染・焼物など
- 容量
- 18kg(ポリビニール入り)
- 原材料
- 赤貝(国産)
- 性状
- 白色粉末
- 産地(製造地)
- 九州